王者バルセロナに火種! ブラーボとテア・シュテーゲンが正守護神争い 加熱のあまり移籍志願も

バルサは移籍金満額なら放出容認の姿勢

  2人の要求を受けたバルサの答えはいずれにしても、「出て行きたければ、放出条項にある金額を支払え」というもの。その金額は、33歳のブラーボが4000万ユーロ(約45億円)、24歳と若いテア・シュテーゲンがその倍の8000万ユーロ(約90億円)となっている。

 資金力に優れるシティなどのビッグクラブであれば決して支払えない金額ではないが、特にテア・シュテーゲンの8000万ユーロはかつてユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが記録したGK歴代最高額の移籍金5420万ユーロ(約60億円)を遥かに超える金額。両者とも実質的に“売却不可能”な状況であることを意味している。

 注目は14日に行われるスペイン・スーパーカップのファーストレグのセビージャ戦に注がれる。今季最初の公式戦でルイス・エンリケ監督がどのような起用法を見せるのか、2人の名手の命運を分けるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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