森保監督が語ったコロナ対策“日欧の差” 「欧州は次のフェーズに入っている」“捉え方”の違いに見解

日本代表の森保監督【写真:Getty Images】
日本代表の森保監督【写真:Getty Images】

欧州の日本人選手視察でドイツ滞在、コロナ対策に関する違いを実感

 日本代表の森保一監督が4月28日、オンライン会見に応じた。欧州の日本人選手を視察した際に滞在したドイツで新型コロナウイルスに感染し、隔離生活を経て、帰国。その後の経過状況を報告したなか、日本とヨーロッパにおける“コロナの捉え方”への違いに関する見解も示した。

 森保監督は今月14日、滞在先のドイツで喉に違和感を覚え、抗原定性検査で陽性判定となった。その後、現地ホテルでの隔離生活を経て、24日に帰国。その後の経過については「幸いなことに少し熱は出たが一時的なものだったし、いわゆる軽症で済んだ。体調的にも回復できたのは自分の感覚として良かった」と、安堵した。

 ドイツではJFA(日本サッカー協会)オフィスのスタッフから全面的にサポートしてもらったといい、何不自由なく生活。「コロナ痩せはなく、むしろ太ったくらいで、ありがたい食事と病気のケアのサポートをしてもらったので不安はなかった」という。

 ウイルス感染は依然として全世界で猛威を振るっており、欧州ではフランス、ドイツ、イギリスで累計2千万人以上の感染者が確認されている。日本でも連日、全国で感染者が確認されているなかで、ドイツに滞在した森保監督は日本とヨーロッパにおける“コロナの捉え方”に関する違いを感じ、その見解も明かした。

「日本もヨーロッパもウィズコロナが一般的だが、日本はゼロコロナに近い対策、予防をしている。ヨーロッパ、例えばドイツでは室内ではマスクをするが、屋外でマスクを外す。ほかのヨーロッパ諸国もマスクをしないでフリーでいる。ワクチンを3回接種していれば、日常生活は普通に行っていくという感覚で、経済の数字は分からないがビジネスを普通に行っていく。子供や人々の日常生活は普通に行っていくという感覚でいるなと思った。コロナにかかったとしても風邪の症状の延長くらいに考えられている」

 あくまで「医療従事者、エッセンシャルワーカーに迷惑をかけてはいけないというのは全世界同じこと」と留意しながらも、“普通の生活”を意識した欧州の現状と、限りなく感染者を減らそうとする日本との差に言及。そのうえで、「制限の中で苦しんでいる方々の側にも立って、何とか自然に生活できるようにというのをサポートしたいと思った。無謀なことをやってはいけないと思うけれども、次のフェーズに入っているとヨーロッパでは感じて、日本もこうなれば良いなと思った」と、今後の発展へ期待を寄せた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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