森保監督、6月の日本代表戦にDF冨安健洋を招集へ ハムストリングの負傷から復帰「考えていきたい」

日本代表DF冨安健洋【写真:高橋 学】
日本代表DF冨安健洋【写真:高橋 学】

森保監督、6月の日本代表戦にDF冨安を招集へ 「考えたい」

 日本代表を率いる森保一監督が4月28日、欧州視察を終えて取材に応じた。現地で新型コロナウイルスに感染し、予定の変更も強いられたなか、選手と面談したり、試合を観戦。一方で、視察はかなわなかったが、4月23日に行われたプレミアリーグ第34節のマンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)でハムストリングの負傷から復帰したイングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋について、6月の日本代表戦に招集したい意向を示した。

 冨安は、ユナイテッド戦の後半アディショナルタイムに出場し、リーグ戦では1月1日のマンチェスター・シティ戦(1-2)以来、公式戦の出場も1月20日のリーグ杯準決勝リバプール戦(0-2)以来のピッチとなった。短い出場時間のなかでも、サイドで縦に仕掛け、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのファウルを誘発するなど存在感を示した。

 日本代表への招集は昨年11月以来、遠のいている冨安。そのなかで、森保監督は6月に予定されているキリンチャレンジカップ、キリンカップでの4試合に冨安の招集を前向きに検討していることを明かした。

「冨安は(6月の)代表の招集は考えていきたい。ただメディカルとも相談しながら彼の状態を見極めて招集してはいけないような状況であれば招集を見送る。招集できる方向なら招集したい」

 また、クラブでも務めている右サイドバックでの起用についても「実際試すかどうかは分からないけど、彼をサイドバックとしても試したいという選択肢は持って活動に臨みたいと思う」と、可能性があることを説明した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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