CL準決勝第1戦シティ戦でB・シウバ相手に華麗なテクニックを披露

　スペイン1部レアル・マドリードは、現地時間4月26日に行われたイングランド1部マンチェスター・シティとのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝第1戦で壮絶な打ち合いの末に3-4で敗れた。そのなかで、36歳の司令塔ルカ・モドリッチの華麗なテクニックにスポットライトが当てられている。

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　敵地に乗り込んだレアルは、前半2分、11分に失点する苦しい立ち上がり。同33分にエースのフランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールで1点を返したが、後半序盤にもゴールを奪われて再び2点差とされた。

　そのなかで、中盤の一角で後半34分までプレーした10番のクロアチア代表MFモドリッチが魅せる。自陣で素早くパスカットすると勢いに乗ってそのままドリブルを開始。左サイドのタッチライン際を駆け上がり、センターライン付近で中央へ折り返し、チェックに来たシティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバの股を簡単に抜いてみせた。

　この日後半29分にゴールを決め、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた相手に対する美技に、ポルトガル紙「A BORA」は「モドリッチの素晴らしい股抜き」との見出しでピックアプ。「36歳にしてモドリッチはいまだに輝きを放ち、UEFA選定のMOMとしてピッチで最高の選手とみなされたベルナウド・シウバを翻弄した。2018年のバロンドーラーからの“贈り物”だ」と称賛していた。