白熱のACL、日本勢4チームの“現状”は? 第2戦はイニエスタ欠く“初登場”神戸を含め3勝マーク

ACLに臨む日本勢4チーム【写真:(C) AFC】
ACLに臨む日本勢4チーム【写真:(C) AFC】

ACL第2戦では横浜FMが全北現代に敗れる

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の第2戦が4月18日と同19日に行われ、日本勢は大会初戦を迎えたヴィッセル神戸を含む3勝をマークした。しかし、横浜F・マリノスが首位争いのライバルと目される全北現代(韓国)に悔しい敗戦を喫した。

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 第2戦の初日となった18日には、川崎フロンターレと浦和レッズが登場。ともに中国政府の“ゼロコロナ政策”の影響もあり、ユースチーム主体の実質的なリザーブチームで臨む中国勢との対戦になった。いずれも試合の主導権を完全に握ったうえでゴールラッシュを見せ、川崎は8-0で広州FCを下して浦和は5-0で山東泰山に勝利。川崎は1勝1分とし、浦和は2連勝のスタートになった。

 2日目の19日には、上海のロックダウン政策により直前になって出場辞退した上海ポートFC(中国)との対戦がなくなったことで、この日程が初戦になった神戸が登場。主将の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが負傷によりグループステージに参加できないなか、グループ首位を目指す。

 そして、傑志(香港)との対戦では前半にFW大迫勇也のヘディングがこぼれ球になったところ、MF郷家友太が押し込んで先制ゴール。さらに後半にはMF汰木康也のラストパスをMF井上潮音が決め、追加点を奪った。終盤は運動量が完全に落ちて試合終了間際に1点を返される不安定さは見せたものの、2-1で初陣を飾った。

 一方で、初戦を勝利して全北との対戦に臨んだ横浜FMは前半にPKを献上して先制点を奪われてしまう。後半は全体的にオープンな攻撃の繰り出し合いになり、攻めあがる回数が多かったものの、最後のところで精度を欠いて追いつけず。0-1の敗戦を喫し、最終戦のリターンマッチまでに首位通過の望みをつなぐ結果が必要になった。

 この後、第3戦と第4戦は同じ対戦相手と中2日での連戦になる。どのチームも東南アジアの高温多湿な環境下とも戦いながら、日本勢の全チームがグループステージを突破することが期待される。

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