アーセナル冨安の“ライバル候補”へ急浮上 18歳“新鋭DF”に英脚光「無料で獲得可能だ」

アーセナルでプレーするDF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルでプレーするDF冨安健洋【写真:Getty Images】

英3部リンカーン・シティに期限付き移籍中DFブルック・ノートン=カフィーに注目

 アーセナルが日本代表DF冨安健洋の負担を減らす新たな右サイドバックの補強が噂されている。そうしたなかでローン移籍中の18歳のDFが注目を集めている。

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 加入直後からすぐにアーセナルのレギュラーに定着し、守備の安定に一役買ってきた冨安だが、度重なるハムストリングの負傷により、1月から戦線離脱中。プレミアリーグは11試合連続で欠場が続いている。

 現地時間4月20日のチェルシー戦にも復帰との見通しが伝えられているが、チームは3連敗と調子を落としている。冨安不在の間はポルトガル代表DFセドリック・ソアレスが代役を務めてきたが、英地元メディア「フットボール・ロンドン」は「多くのファンは彼(セドリック)の信頼性と一貫性に納得していない。冨安とセドリックのクオリティーの差は明らか」だとし、今後に向けて補強の必要性があるポジションだと分析した。セドリックはセットプレーのキッカーを任されるなど攻撃面での貢献は高い一方で、プレーの安定感や守備力は冨安に一日の長がある。

 同メディアは、冨安と同程度のクオリティーを保証する選手の確保を「真剣に考えなければいけない問題」としたうえで、「しかし、その解決策はミケル・アルテタ監督の目の前にあり、しかも無料で獲得可能だ」とレポートしている。名前が挙がっているのが、アーセナルから英3部リンカーン・シティに期限付き移籍中の18歳DFブルック・ノートン=カフィーだ。

 ノートン・カフィーは昨年1月にアーセナルとプロ契約をかわしたばかりの新鋭だが、移籍先のリンカーン・シティで今季15試合(1得点1アシスト)に出場して経験を積んでおり、その才能の片鱗を示している。U-19イングランド代表としても活躍し、評価を着実に高めていることから来シーズンには復帰してトップチームの戦力となることを期待されているようだ。

 冨安の負傷によって再び浮き彫りとなったアーセナルの右サイドバック問題は将来性抜群のタレントが解決策となるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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