アーセナルがアンチェロッティ監督の動向追う ベンゲル退団の場合はオファーか!?

名将に浮上したASモナコへの復帰

 アーセナルは、来夏にレアル・マドリードの指揮官カルロ・アンチェロッティを招聘する可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。
 アーセナルは今季リーグ戦第8節を終え、勝ち点11の7位と思うような成績を残せず、批判にさらされている。だが、アーセン・べンゲル監督には今季終了後、仏1部ASモナコの監督に就任するシナリオが存在するという。モナコ側は、3年契約の2800万ポンド(約48億円)の違約金を準備していると伝えた。
 
 ガナーズは、指揮官が古巣のモナコへの帰還を魅力的に感じていることに危機感を抱いている。だが、それが実現した場合、対策として以前チェルシーの指揮を執ったアンチェロッティの動向を追っているとされる。
 一方、イタリア人監督は将来的にプレミアリーグのクラブを再び率いることに前向きな姿勢を示していると、地元紙「サン」で報じられている。
 
「私はイングランドを愛している。チェルシーで過ごした時間は本当に幸せなものだった。雰囲気、サポーター、すべて最高の思い出だ」
 こう語った上で、「イングランドに戻りたいと思っている。それはレアル・マドリードでの冒険がどのくらい長く続くかによるがね。もし長く在籍できるのであれば、私はここで引退するだろう。もしそうでなければ、イングランドに向かう。それは間違いない」とプレミア復帰に意欲を燃やしている。
 銀河系軍団を10度目のUEFAチャンピオンズリーグ王者に導いたイタリアの名将が、再びイングランドの地に降り立つ日がくるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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