セルティックはカップ戦準決勝でレンジャーズ戦に臨む

　スコットランド1部セルティックで好調を維持する日本代表FW前田大然の評価がうなぎ上りだ。現地時間4月17日に行われるスコティッシュ・カップ準決勝のレンジャーズ戦ではセンターフォワードとしてスタメン出場する可能性が浮上している。スコットランド紙「デイリー・レコード」が報じた。

　今年1月の移籍市場で横浜F・マリノスから新加入した前田はここまで16試合で7得点1アシストをマーク。特にリーグ戦直近4試合で3得点と好調を維持している。

　左サイドでの起用が多い前田だが、今季4度目の対レンジャーズ戦では“9番”のポジションでスタメン起用される可能性があるようだ。

　ストライカーのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスがハムストリングの負傷により、レンジャーズ戦は欠場することをアンジェ・ポステコグルー監督が明言。前節セント・ジョンストン戦（7-0）では日本代表FW古橋亨梧が途中出場で約3か月半ぶりの復帰を果たしたが、指揮官は古橋がまだ90分フル出場できるコンディションではないとも話している。

「デイリー・レコード」紙は「ポステコグルーはここ数週間ファンの人気を集めている前田大然を中央のストライカーとして起用する可能性がある」とレポートしている。抜群のスピードと労を惜しまないタフネスぶりでファンのハートをがっちりと掴んだ24歳のFWが宿敵レンジャーズ戦のキーマンとなりそうだ。