トップ3はサッカー界の世界最高峰アタッカー、栄えある1位は216億円超

　カタール・ワールドカップ（W杯）の組み合わせ抽選会が現地時間4月1日に行われ、各グループの顔ぶれが決まった。ドイツ移籍情報専門サイト「Transfermarkt」ではカタールW杯出場国メンバーの中から「推定市場価格ランキング」を発表している。

　移籍金や活躍度、年齢などを踏まえて「推定市場価格」を独自に算出しているなか、W杯出場国の選手をベースに上位トップ30をランキング化。欧州の強豪クラブで活躍するメンバーが上位を独占し、国別に見ると最多はイングランドの7人。ポルトガルの4人と続き、ドイツとブラジルからそれぞれ3人がランクインしている。

　トップ3にはサッカー界の世界最高峰アタッカーが並ぶ。2位タイは1億ユーロ（約135億3200万円）のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール（レアル・マドリード）、イングランド代表FWハリー・ケイン（トッテナム）だ。レアル攻撃陣の一角を担うヴィニシウスは今季公式戦40試合で17ゴール14アシストと活躍し、ケインも41試合で22ゴール6アシストの結果を残す。

　栄えある1位はフランス代表FWキリアン・ムバッペ（パリ・サンジェルマン）が輝いた。レアル移籍も噂される23歳ストライカーの価格は1億6000万ユーロ（約216億6500万円）と圧倒的。今季公式戦で37試合26ゴール17アシストと輝きを放つ。

　なおアジア人最高位は、8000万ユーロ（約108億2600万円）で10位タイに食い込んだ韓国代表FWソン・フンミン（トッテナム）。日本人最高額はDF冨安健洋（アーセナル）の2500万ユーロ（33億8300万円）ながら負傷の影響で今回ランキング外となっており、3月シリーズで招集されたメンバーの中から1200万ユーロ（16億2300万円）のFW南野拓実（リバプール）が247位タイで現時点の日本最高位となった。