同点ゴールの吉田麻也「申し訳ない」 日本、格下ベトナムにドロー…4万人集結も勝利ならず

同点ゴールを決めたDF吉田麻也【写真:高橋 学】
同点ゴールを決めたDF吉田麻也【写真:高橋 学】

4万4600人が集結したベトナム戦、後半に盛り返すも1-1決着

 日本代表(FIFAランク23位)は3月29日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のラストゲーム、ホームでのベトナム戦(同98位)に臨み、前半に先制を許すも後半に追いついて1-1で引き分けた。4万4600人が集結したこの試合で格下相手に勝利を飾れず、キャプテンのDF吉田麻也は「申し訳ない」と語った。

 日本は立ち上がりからメンバー変更による連携不足が顕著な試合運びとなり、ボールを前進させる局面のスムーズさを欠いた。守備ブロックを作ったところからサイドに追い込むベトナムに対し、孤立したFW三笘薫やFW久保建英が個人で打開を図って前進する場面こそあったものの、チームとしての機能性は高くなかった。

 前半20分にコーナーキックから先制を許したなか、日本は後半9分、久保のパスを受けたMF原口元気がミドルを放つと相手GKが弾いたところ、攻撃参加していた主将の吉田が押し込んで1-1の同点に追いついた。その後も交代カードを切って再三ベトナムゴールを脅かしながらも、勝ち越しとはならず引き分けに終わった。

 試合後のフラッシュインタビューで、吉田は「これだけたくさんのお客さんに消えもらって、僕らも来てくださいといった中で勝ちを届けられなかったのは申し訳ない」とコメント。「まん延防止等重点措置」が解除されたことで4万4600人が集結した一戦ながらも、白星を掴めなかったことを悔やんだ。

 さらに、今後に向けて「予選10試合を通して苦しい中で応援が力になり、予選を突破できた。カタールでベスト8という目標を達成するため、前進しないといけない。皆さんの応援を必要としているので、よろしくお願いします」と呼びかけた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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