「胸がグッとなった」 森保監督、試合後の「サッカーファミリー」への言葉に教え子が感動

森保一監督【写真:AP】
森保一監督【写真:AP】

2012年に広島で共闘した森脇がツイッターで祝福&感動

 日本代表は3月24日、敵地で行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアに2-0で勝利し、7大会連続のW杯出場を決めた。チームを率いる森保一監督は試合後のフラッシュインタビューで、「すべてのサッカーファミリー」へ感謝の言葉を述べ、教え子の1人である元日本代表DF森脇良太(愛媛FC)は、「最後のポイチさんの言葉には胸がグッとなったなぁ」と思いを綴った。

 前半はオープンな試合展開になったなか、日本はカウンターからピンチを招いた。後半になると、日本はリスクを減らした戦いを見せ、グループ2位以内進出へは勝利が必要になるオーストラリアが前に出ないといけない状況を作る。そんななか、後半39分から途中出場したFW三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)が、2ゴールを挙げる活躍を見せてW杯出場を決めた。

 森保監督は試合後のフラッシュインタビューで、「苦しい戦いばかりでしたけど、政府関係者のみなさん、中央行政のみなさん、エッセンシャルワーカーのみなさん、そして、コロナのなかでも、いろいろな人が我々にサッカーできる環境をつくってくれました。感謝を申し上げたいと思います」と、周囲に感謝。さらに、言葉を続けた。

「そして、サポーターの皆さん、国民の皆さんとともに、我々、ここにきたチーム、みんなで一丸となって戦いましたがこれまでつなげてくれた選手たち、スタッフたちがいっぱいいて、我々がこの場に立って、勝利することができました。我々、日本代表を支えてくれたすべての方々と、すべてのサッカーファミリーと、このW杯出場という勝利をつかみ取れたと思っています。一緒に喜びたいと思います。みなさま、本当に応援、支援ありがとうございました」

 2012年にサンフレッチェ広島で共闘した森脇は、ツイッターで日本代表に祝福の言葉を送った。

「素晴らしい試合を見せてもらいました。日本代表に関わるすべての関係者のみなさんおめでとうございます。最後のポイチさんの言葉には胸がグッとなったなぁ」

 最終予選のスタート以降、日本代表への厳しい声も多かったが、森保監督は最後まですべての人々への感謝を忘れなかった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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