タイ3部リーグで“顔面エルボー”の衝撃…「ムエタイ式の驚くべき攻撃」「一瞬で床に伏せた」と海外驚愕

タイ3部リーグで“顔面エルボー”事件が発生(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】
タイ3部リーグで“顔面エルボー”事件が発生(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】

バンコクFC対北バンコク大学FCの一戦で事件発生、加害者側は解雇へ

 タイ3部リーグで、対戦相手にムエタイ式の肘打ちを見舞い、クラブから解雇されるという衝撃の事件が起こった。その決定的瞬間に、海外メディアは「相手の顔面に破壊的なエルボーを叩き込み、一瞬にして床に伏せた」と、驚きを持って報じている。

 相手選手への暴行で、クラブから解雇を言い渡されるという信じ難い事件は、タイ3部リーグ・バンコクFC対北バンコク大学FCの一戦で発生。試合終了間際、タッチライン際でバンコクFCのアイツァレット・ノイチャイブーンが相手のスパサン・ルアンスパニミットに足を蹴られたことが事の発端だった。

 これに激怒したノイチャイブーンは、ルアンスパニミットに詰め寄ると、相手の顔面に強烈な肘打ちを見舞う。被害を受けたルアンスパニミットはその場で倒れ、両チームの選手が駆け寄り騒然としたなか、ノイチャイブーンには即座に主審からレッドカードが提示され、退場処分が命じられた。

 バンコクFCは試合後、ノイチャイブーンへ解雇を通告。「バンコクFCは、この行動を支持しないという立場をとりたい。クラブは選手との契約を解除した。このようなことが二度と起こらないように全力を尽くします」と声明を発表している。一方、被害者側となった北バンコク大学FCは、ルアンスパニミットの容態を報告し、医師の診察を受けた結果、上唇の部分を24針縫う大怪我となったという。

 タイで起きた衝撃的なシーンに、海外メディアも続々と反応。英紙「ザ・サン」は「相手の顔面に破壊的なエルボーを叩き込み、一瞬で床に伏せた」と報じれば、英メディア「スポーツ・バイブル」も「タイのサッカー選手が、対戦相手にムエタイ式の驚くべき攻撃を行い、所属クラブから解雇された」と注目。試合中の信じがたい光景が、世界を駆け巡っていた。

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