キャリア通算807得点に伸ばし、サッカー界史上最多ゴール記録を更新

　ゴール前でクロスに合わせた2点目は、ほかの2つに比べても派手さはなかったと前置きしたものの、「彼のゴールへの欲望と知性、要するにポジショナルプレーと試合への理解度の高さによってゴールまで3、4ヤードの位置で的確なポジションを取ることができていた」とロナウドのポジショニングの良さが光るゴールだと語った。

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　そして、シアラー氏が「お気に入りの得点」として挙げたのが3点目のヘディングシュートだ。「クロスの飛距離の読みから、ボールの合わせ方、ジャンプのタイミング、そして正確性とパワーと全てが完璧で教科書のようなヘディング」とコメント。マーカーとの駆け引きも含め、文句の付け所のない得点として大絶賛していた。

　このハットトリックでキャリア通算得点を「807」に伸ばし、サッカー界史上最多得点記録を塗り替えたロナウド。どこからでも、どんな形でもゴールを奪える完全無欠の“ゴールマシン”は記録をどこまで伸ばしていくのだろうか。