トルコで復活したドイツ代表FWが苦渋の決断… 政情不安によりプレー続行を拒否

クーデター未遂事件により退団を決断

 トルコでは現地時間15日から、首都のアンカラや最大都市イスタンブールで空港などを占拠する軍事クーデター未遂事件が発生。失敗に終わったとはいえ、トルコ国内の情勢不安は解消されていない。ゴメスは「この決断は、ここ数日起きている恐ろしい出来事によるものだ。理解してほしい」とファンに自身の選択の正当性を訴えた。

「クラブ、ファン、僕と家族に素晴らしい時間を与えてくれたすべての人に大きな感謝を送りたい。チャンピオンとなり、このファンタスティックな1年がキャリアのハイライトになった。これらの政治的な問題が早期に解決し、平和が訪れることを願っている」

 EUROでも躍動した31歳のストライカーがトルコのファンにエールを送った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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