バルセロナのシャビ監督、ナポリ撃破でEL16強に称賛「完璧」「これが我々の進むべき道」
ナポリに4-2勝利、2戦合計5-3でバルセロナがEL16強進出
FCバルセロナは現地時間2月24日にUEFAなどヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフの第2戦でナポリと対戦し、4-2で勝利を収めた。第1戦との2試合合計スコア5-3で相手を上回り、ベスト16入りを果たした。イタリアの強豪を下したチームのパフォーマンスをシャビ・エルナンデス監督は「完璧」「これが我々の進むべき道」と称賛した。
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ホームでの第1戦を1-1の引き分けで終え、16強入りに暗雲が立ち込めていたバルセロナが敵地で会心のパフォーマンスを見せた。前半8分、FWアダマ・トラオレのドリブル突破によるカウンターアタックから攻め上がったDFジョルディ・アルバが先制ゴールを奪うと、5分後にMFフレンキー・デ・ヨングが追加点。その後、PKで1点を返されるも、前半終了間際の45分にDFジェラール・ピケが決めて再び引き離した。
後半14分には今冬新加入のFWピエール=エメリク・オーバメヤンがダメ押しの4点目を挙げて勝負あり。同42分にナポリに2点目を献上するも、そのまま逃げ切った。
今季途中からチームを率いるシャビ監督は「これまでで最も完璧なパフォーマンスだった」と試合内容を絶賛。「試合を支配しようとし、それが上手くできていた。チームの努力に満足している」と選手たちを称えた。
「素晴らしいプレーだった。我々はフリーマンの見つけ方、ハイプレッシャー、ボールを失った後のプレスの仕方を知っていた。ホームでの第1戦と同じく試合を支配していた。この結果はフェアだろう。これが我々の進むべき正しい道だ」
深刻な財政難を抱え、開幕前に大黒柱のFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)が退団。ロナルド・クーマン前監督の下でリーガやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で不振に陥っていたチームは、レジェンドのシャビ監督を招聘して立て直しを図った。その成果が少しずつ表れてきたようだ。