CL優勝4回のメッシが語る大会の“難しさ” 「必ずしも最高のチームが優勝するわけではない」

PSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】
PSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】

PSG公式マガジンのインタビューでCLや同僚について回答

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2021年夏の移籍市場でスペイン1部FCバルセロナと契約更新ができず、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)へフリー移籍した。クラブの公式マガジンに掲載されたインタビューの内容を、スペイン紙「マルカ」が紹介している。

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 プロになって初めての移籍を経験したメッシは、これまで公式戦22試合で7得点8アシストを記録している。通算778試合672得点303アシストを記録したバルサ時代と比較すると、物足りない数字に見えるが、すでにPSGへの適応が済んだと実感しているようだ。

 バルサではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を含め、獲得できるタイトルのすべてを手にしてきたメッシだが、新天地となるPSGはフランスで絶対的な強さを示してきたものの、欧州の舞台では結果を出せていない。それでも、2月15日のCLラウンド16第1戦では、レアル・マドリードに1-0で勝利し、今シーズンは悲願の優勝が期待される。

 バルサで4度のCL優勝を経験しているメッシは、「必ずしも最高のチームが優勝するわけではない」と、世界最高峰の大会について語った。

「CLを優勝するのは、とても難しいことだ。世界最高の選手が集う大会で、些細なことで敗退させられる。たくさんの偉大なクラブ、チームが競い、成功を収めようと努力する。僕たちも楽しみにしているし、達成したいけれど、落ち着くことが必要だ。CLでは必ずしも最高のチームが優勝するわけではない。すべての細部に気を配らなければならない。目標を達成するのが、強いチームであることは間違いない」

 また、チームメイトたちとの関係についても、「ディ・マリアとネイ(ネイマール)のことは以前から知っていた。キリアン(・ムバッペ)のことは知らなかったけれど、少しずつ互いを知るようになってきた。ピッチ内での連係をより良くして、お互いに居心地を良くしたい。バルセロナでも、ここでも、世界最高の選手たちとプレーできていることは幸運だ。とても嬉しいし、今後もそうあり続けたいね」と語っている。

 レアル戦ではメッシのPK失敗があったものの、フランス代表FWムバッペの一撃で勝利したPSG。史上最多6度のバロンドールを受賞しているメッシが加入したスター軍団は、悲願の欧州王者になることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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