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長谷部誠、フランクフルトと2027年まで新契約を締結 22-23シーズン終了後にコーチングスタッフに就任予定「この旅がこれからも続いてゆく」
2022-23シーズン終了後にコーチへ転身予定
ドイツ1部フランクフルトは2月18日、元日本代表MF長谷部誠と2027年まで契約を結んだことを発表した。残り1シーズンを選手としてプレーしたあと、コーチングスタッフに就任予定だという。
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J1浦和レッズでプロデビューした長谷部は、2008年1月にドイツへ。ヴォルフスブルク、ニュルンベルクを経て、14年6月からフランクフルトでプレーしてきた。
今季限りで契約満了となるなか、38歳の長谷部は2月18日に5年の契約延長にサイン。
2022-23シーズンは選手としてプレーし、その後はコーチングスタッフに就任するという。
クラブ公式サイトによれば、今季副キャプテンを務める長谷部はフランクフルトで256試合に出場しており、これは現所属選手の中で最多。スパイクを脱いだばかりの選手やキャリアの終盤を迎えている選手が、適切なタイミングで就職の可能性を探れるよう支援するドイツサッカー協会の「プレイヤーズ・パスウェイ」パイロットプロジェクトにすでに参画しているという。
スポーツディレクターのマルクス・クレッシェ氏は、「長谷部誠はプロクラブにとって願ってもない選手だ」と称賛している。
「年齢を重ねても、ピッチ上での能力はブンデスリーガが求める高水準を満たしている。また、人格的にも特に若い選手にとって重要な役割を担っている。誠は戦略家であり、チームに落ち着きを与えてくれる存在で、性格も非の打ち所がない。誠が長きに渡り、チームの模範としての存在を示し、チームの重要な窓口にもなり、ロールモデルであり続けること、そしてトップチームのコーチを初めて経験させることが、我々にとって重要である」
今回の契約に関する長谷部のコメントは以下のとおり。
「ここ数年で、フランクフルトは私のホームタウンとなり、アイントラハトは私のクラブだ。この8年間、共に多くのことを成し遂げてきたし、この旅がこれからも続いてゆくことをとても光栄に思う。私はまだ現役で、高いレベルでサッカーができると感じている。また、アイントラハトは私にトップレベルのコーチとしての第一歩を踏み出す機会を与えてくれることに深く感謝する」
(FOOTBALL ZONE編集部)