C大阪の戦力分析、今季の“隠し球”は? 戦力ダウン回避、未完の攻撃が花開けばJ1席巻も

セレッソ大阪【写真:Getty Images】
セレッソ大阪【写真:Getty Images】

多様な個性が揃った今季の戦力、C大阪U-18所属の北野颯太に注目

 2022シーズンのJリーグ開幕を控え、「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」はJ1クラブのチーム戦力を総力特集。「FOOTBALL ZONE」では、セレッソ大阪を取り上げ、改めてチームの注目ポイントを紹介する。(文=小田尚史)

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 2021シーズンのC大阪はリーグ戦こそ12位で終わったが、ルヴァンカップは準優勝、天皇杯ではベスト4進出と、カップ戦で躍進。希望をつなぐ形でシーズンを終えた昨年を経て、迎えた今季。始動から指揮を執る小菊昭雄監督の下、セレッソ大阪が目指す目標は「リーグ3位以内とタイトル獲得」(森島寛晃社長)だ。

 始動日、小菊監督はより具体的に、「勝点60、得点55,失点34」とリーグ戦で目指す数字を選手たちに伝えた。AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台へ戻ること、そして、昨季あと一歩で逃したタイトル獲得を目指す新シーズンが幕を開ける。

 始動会見で小菊監督は、昨年整備した守備に加え、「ボールを保持しながらの前進、前進したあとのチームでの崩し、個人のクオリティー向上」に取り込むことを明言。補強もその方針に沿って行われ、攻撃に特長のある選手を多く獲得した。

 昨季後半からは加藤陸次樹と山田寛人が軸となっていたFWには、19年からの2シーズン、C大阪でJ1リーグ計15得点と結果を残したブルーノ・メンデスに加え、昨季のJ2で13点と活躍し、鋭く落ちる縦回転のシュートはJ1でもトップクラスの破壊力を秘める上門知樹を獲得。オーストラリア代表アダム・タガートも含め、多様な個性が揃った。

 ベルギー1部KVオーステンデへ移籍した坂元達裕が担っていた攻撃的な右サイドには、モンテディオ山形から中原輝を獲得。昨季のJ2で6得点8アシストと結果を残したアタッカーは、サイドで起点となり、カットインから左足でのシュートが強烈。クロスの正確性も一級品だ。純粋なドリブラーという点では、ポルトガルのサンタ・クララからジェアン・パトリッキを獲得。左右両サイドでプレーでき、推進力のある突破が武器。コロナ禍で入国はできていないが、合流後の活躍に期待が懸かる。

 また、2列目のポジションでは、昨年8月、10年ぶりにC大阪へ復帰した乾貴士が今季は開幕からプレーする。新たにクラブの象徴・背番号8を身に付け、意気込みも十分。彼が左サイドでフル稼働するようであれば、清武弘嗣を右サイドで起用する選択肢も出てくる。

 そうしたなか、今季の隠し玉が、今年高校3年生になるC大阪U-18の北野颯太。宮崎キャンプにも帯同しており、公開された練習試合では2試合連続得点。プレー内容も際立っており、2月11日には2種登録も行われた。前線、2列目、どちらでもプレー可能で早期のJ1デビューが見込まれる逸材だ。

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