“被告”ベンゼマの代表追放は継続? 仏連盟会長「永久追放にはしないが選考は監督次第」

「人種差別」発言で指揮官との間に溝か

「まだ裁判は続いている。宙に浮いているコインではないが、裁判の行方を見守らなければいけない。彼は常に良い選手だと考えている。だから永久追放ということにはしないが、選手の選考は監督次第。彼が有罪にならなかったとしても、だ」

 デシャン監督とベンゼマとの間には、「人種差別」という発言によって深い溝が生まれてしまった。ベンゼマ被告に司直がどんな裁きを下すのか、そして、代表監督が問題児の処遇をどう判断するのか。レアルではウェールズ代表FWギャレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドというEUROの主役になったスーパースターとともに「BBC」と呼ばれる看板3トップを形成するベンゼマだが、代表復帰はイバラの道となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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