スパイクを履いて練習を再開した様子をSNSにアップ

　カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の中国戦とサウジアラビア戦への日本代表招集が負傷により見送られたサンプドリアのDF吉田麻也が、自身のツイッターで回復状況を報告。これを受けて、サンプドリア専門メディア「Sampnews24」が「ジャンパオロに良いニュース」と報じている。

　吉田はセリエA第20節カリアリ戦（1-2）で右太ももを負傷。W杯アジア最終予選への招集が見送られ、「このタイミングで怪我してしまった自分に殺意すら覚えました」と、SNSに無念の思いを綴っていた。

　吉田が不在のなかでも、日本代表は1月27日の中国戦に2-0で勝利し、無事に勝ち点3を手にした。2月1日のサウジアラビア戦に向けて準備を進めているところだが、吉田も順調に復帰への道を辿っているようだ。

　自身のツイッターを通じて、屋外でトレーニングしている様子をアップ。「3週間ぶりにスパイク履きました！」と、回復している様子を綴った。

　これを受けて「Sampnew24」は、「治療とジムでのトレーニングの3週間を経た吉田麻也。サンプドリアのDFは、サッスオーロ戦には間に合わないようだ。それでも、回復には近づいており、マルコ・ジャンパオロ監督には良いニュース」と、報じている。

　吉田が不在の日本代表では、DF谷口彰悟（川崎フロンターレ）とDF板倉滉（シャルケ）が中国戦で存在感を示した。続くサウジアラビア戦の結果次第では、代表でのセンターバック（CB）争いも過熱する可能性がある。まずは万全な状態で復帰し、再び高いパフォーマンスを見せてほしいところだ。