日本代表GK権田修一、キャプテンDF吉田麻也の不在へ見解 「力を合わせれば補完できる」
W杯最終予選の中国&サウジ戦で負傷欠場となる可能性に言及
日本代表のトレーニングキャンプに参加中のGK権田修一(清水エスパルス)は1月20日、オンライン会見上で今月下旬から来月初めにかけて行われるカタール・ワールドカップ最終予選で、キャプテンDF吉田麻也(サンプドリア)が負傷で不在となる可能性に言及。「マイナスは大きいと思う」と本心を覗かせつつ、メンバー全員で全力を尽くすことを誓った。
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森保一監督率いる日本代表は現在、W杯最終予選・グループBの2位につけ、1月27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦(ともに埼玉スタジアム)のホーム2連戦を迎える。本大会進出へ負けられない試合となるなかで、主力に怪我人が続出し、センターバックで不動のキャプテンDF吉田は右太もも負傷により欠場が濃厚とされている。
チームの大黒柱である吉田の不在は、今回の2試合において大きな懸念材料。ここまでの最終予選全6試合でゴールマウスを守ってきた権田も「キャプテンを務める選手の存在がいないことがプラスになるわけがなく、マイナスは大きいと思う」と本心を覗かせつつ、その不足点をカバーすることへの見解を示した。
「替えの利かない選手という言葉はあるかもしれないけど、日本を背負って戦う以上は皆で補って戦うところ、僕や長友(佑都)、酒井(宏樹)、大迫(勇也)といった経験のある選手。武藤(嘉紀)も久しぶりだけどロシアW杯を経験している。代表は引っ張るというより全員が全力を尽くすものだと思うけど、(吉田が)率先してやっていたこと、ちょっとずつ力を合わせれば補完できる部分もあると思う」
グループBの6チームで争われるアジア最終予選は、今回の2試合を消化すると、残すところ3月の2試合(対オーストラリア&ベトナム)のみ。本大会行きへ結果が求められる日本の戦いぶりはもちろん、吉田不在をどう乗り越えるかも、焦点の1つとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)