アギーレ監督、ブラジル戦で大敗も“アジア杯のメンバー選考の場”を強調
「後半相手に2点目を取られて崩れてしまった」
日本代表のハビエル・アギーレ監督が14日のブラジル戦(シンガポール)で0-4大敗後、同試合について来年1月にオーストラリアで行われるアジアカップのメンバー選考の舞台に過ぎないと主張した。
ブラジル代表FWネイマールの4得点という圧巻のゴールショーの引き立て役に終わった日本。その惨敗後、メキシコ人指揮官は「前半は非常にいい形ができた。同点に追いつけるところもあった。後半相手に2点目を取られて崩れてしまった」と語った。
自陣に全員が引く展開となった前半は0-1でしのいだが、後半3分にMF柴崎岳(鹿島)のトラップミスをコウチーニョにすかさずカットされ、前線のネイマールへ。背番号10に冷静に追加点を奪われた。それがチーム瓦解の契機だったと指揮官の目には映ったようだ。
「我々はこういうゲームをアジアカップのメンバー選考で使っている。相手がブラジルでもそうだ」
この試合ではFC東京DF太田宏介、神戸MF森岡亮太、名古屋MF田口泰士、川崎FW小林悠ら若手を抜擢。主将のACミラン本田圭佑を後半から起用するなど、テスト色を強めていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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