セルティック古橋が「僕のなりたい姿」 18歳“サラブレッド”FW、日本人アタッカーへ敬意表明
古橋と交代出場でトップ初出場のFWドーソンがデビュー戦を回想
スコットランド1部リーグのセルティックは、12月26日に行われた第20節のセント・ジョンストン戦に3-1で勝利した。この試合、日本代表FW古橋亨梧は、前半15分に負傷してピッチを離れたが、交代出場でトップチームデビューした18歳のFWジョーイ・ドーソンは、日本人ストライカーから多くのことを学んでいると語った。英紙「ザ・サン」スコットランド版が報じている。
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今年6月にセルティックと3年契約を結んだドーソンは、サッカー一家に生まれた。父であるアンディ・ドーソン氏は、ハル・シティなどで活躍したDF。彼の叔父であるマイケル・ドーソンは、トッテナムやハル・シティで活躍し、イングランド代表としても4キャップを数えている。
今シーズンは、セルティックのBチームでプレーするつもりだったというドーソンは、トップチームに招集されたことで、家族とクリスマスを過ごせなかった。そのことについて「ほろ苦い思い出だね。土曜日に練習に行ったけれど、クリスマスは独りぼっちで過ごすことになった。でも、日曜日には我慢した甲斐があったと思えたよ。今後、15回、20回、同じようなクリスマスを過ごしてもいい。もし、日曜のような気持ちになれるのであればね。家族と家で過ごすのもいいけど、あんなボクシングデーの過ごし方も悪くないよ。途中出場してセルティックでデビューしたんだ。これ以上は望めない。信じられない気持ちだ」と、振り返った。
ドーソンは、父や叔父からも多くのアドバイスを受けているという。だが、セルティックの練習では、古橋から刺激を受けていることを明かした。「彼はトップの選手だ。ピッチでみんなが見ているようなプレーを、僕は毎日、トレーニングから見ている。彼の鋭い動きなど、すべてをね。あれが僕のなりたい姿であり、尊敬しているよ。学んで、いくつかの動きを取り入れたい」と、語っている。
この試合では古橋との入れ替わりで、ピッチに入ったドーソンだが、今後は古橋と前線でコンビを組む姿が見られるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)