「100%じゃないことは分かっていた」 セルティック監督が負傷交代の古橋の状況を説明

セルティックFW古橋が治療を受ける様子【写真:Getty Images】
セルティックFW古橋が治療を受ける様子【写真:Getty Images】

ダッシュした際に右ハムストリングを痛めて交代

 スコットランド1部セルティックは12月26日、敵地でのリーグ第20節セント・ジョンストン戦に3-1で勝利した。その一方で、リーグ戦4試合ぶりの出場となった日本代表FW古橋亨梧は負傷で前半15分に交代を余儀なくされたが、アンジェ・ポステコグルー監督は「大丈夫だ」と重傷ではないと見解を示している。英紙「スコティッシュ・サン」が伝えた。

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 セルティックは前半9分、古橋のプレスからDFヨシプ・ユラノビッチが敵陣でボールを奪い右サイドからクロス。中央で待ち受けていたFWリエル・アバダのシュートは一度GKに弾かれるも、相手DFと競り合いながら自ら押し込んで先制した。

 しかし、前半13分にMFジェームス・マッカーシーの後方からのフィードに合わせてダッシュした古橋が、右ハムストリングを押さえてピッチに倒れ込み、足を引きずりながら前半15分で交代となった。

 古橋はUEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第6節ベティス戦(3-2)で、途中出場するも右ハムストリングを負傷。その後、リーグ戦3試合を欠場していた。

 アバダの2ゴールの活躍もあり、3-1で勝利したセルティックだが、負傷者が相次ぎ、苦しい台所事情となっている。そのなかで、チームを率いるポステコグルー監督は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の試合後インタビューで古橋の状態について言及した。

「彼は大丈夫だ。今日は試しにやってみたかったんだ。我々も、彼が100%じゃないことは分かっていた。彼に過度のリスクを犯さないように言った。彼はリスクを少し感じていたから交代させた。彼は良くなるだろう」

 年明けにはカタール・ワールドカップ(W杯)最終予選も再開するだけに、大事には至らないことを祈るばかりだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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