ミラン新監督は本田ら攻撃的MFに不満? 愛弟子リャイッチに続き、エンポリ司令塔獲得に動くか

ミラノダービー場外戦が勃発  昨年1月に放出したサポナーラに出戻りオファー検討

 ACミランとインテルが、セリエA屈指の司令塔を巡り争奪戦を展開していることが分かった。ミラノダービー場外戦の対象となっているのは、エンポリの元U-21イタリア代表MFリッカルド・サポナーラ。イタリアのサッカー専門メディア「トゥットメルカートウェブ」が報じている。

 サポナーラは昨年1月に、出場機会のなかったミランからエンポリに移籍。昨季はリーグ戦5得点11アシストと活躍し、セリエA屈指の司令塔としての評価を手にしている。

 エンポリで才能を開花させたサポナーラの父親はインテル本社で移籍交渉を行ったが、ミランは出戻りオファーを検討しているという。

 ミランはヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の就任後、フィオレンティーナを指揮していた際の教え子、インテルMFアデム・リャイッチ獲得を強化部に要請したとレポートされている。さらには1年半前に放出した司令塔に対する出戻りオファーも検討するほど、攻撃的MFが補強ポイントとされているようだ。

 「違いというものを作り出すのは選手」と語っていた新監督の目には、昨季1得点3アシストに終わった日本代表FW本田圭佑ら現在のミランの2列目は、「違いを作れない」タレントと映っているのかもしれない。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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