イングランド惨敗の元凶ホジソンがEURO総括会見を“逃亡未遂” 「なんで私がここにいるのか分からない」

「昨晩の声明で十分だと思ったが…」

 ホジソン政権とフランス大会の総括を求めるサポーターやメディアの声が高まるなか、年俸5億円の老将は予想外の行動に出たという。

 現地時間28日の午後4時、本来ならホジソン監督が会見を二度行う予定だったが、ドタキャン。FA幹部のマーティン・グレン氏にメディア対応を託し、パリ近郊のチャンティリーのイングランド代表キャンプから離脱しようとしていたという。

 「我々は間違いなくロイに人々の質問に向き合い、対応することを望んでいた」とFA関係者は語り、指揮官の逃げ腰ぶりに不快感を示していたという。最終的にはグレン氏とともに会見に出席することになった。

「なんで私がここにいるのか分からない。昨晩の声明で十分だと思った。私はすでにイングランド代表の監督ではない。だが、出席することが全員にとって大事だと言われた」

 記者会見の冒頭で、渋々出席したことを認めていたホジソン監督。地元紙「デイリー・メール」は、イングランド人監督について「連続失敗者」と報じるなど、指揮官の迷走ぶりは批判の対象となっている。最終的に説明責任を遂行することになったが、今回の逃亡未遂により指揮官は晩節を汚すことになりそうだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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