本田ミランにモンテッラ新監督が誕生! 中田英寿氏の元同僚の“若き戦術家”に名門復活を託す

クラブ公式サイトで発表 フィオレンティーナ監督時代は3年連続4位に導く

 ACミランが、昨季サンプドリアを率いたヴィンチェンツォ・モンテッラ氏を新監督に招聘することを正式発表した。

「ヴィンチェンツォ・モンテッラが我々の新しい監督です。7月1日から2年契約がスタートします。ロッソネリ(赤と黒の意でミランの愛称)の新しい監督のプレースタイルは、有効性と積極性の共同成果になると信じている」

 ミランは公式サイトでこう声明を発表した。モンテッラ氏は現役時代、イタリア代表のストライカーとしても活躍。ASローマで元日本代表MF中田英寿氏らと2000-01シーズンのスクデット獲得に貢献し、得点後のパフォーマンスと小柄な体格から「アエロ・プラニーノ(小型飛行機)」の愛称で愛された。指導者に転身後は、複数のシステムを使い分ける戦術家として評価され、フィオレンティーナ監督時代は攻撃的なサッカーを展開し、3シーズン連続でチームを4位に導いた手腕の持ち主でもある。

 一方、前監督のクリスティアン・ブロッキ氏はペスカーラからセリエB得点王のFWジャンルカ・ラパドゥーラ獲得を事前に知らされなかった屈辱から、クラブに辞任を申し出ていた。

 日本代表FW本田圭佑の去就が注目されるなか、攻撃的スタイルを貫くモンテッラ監督は昨季1得点3アシストという不本意な成績に終わった背番号10を、復活させられるだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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