EURO惨敗の“迷走”ロシア 2018年W杯開催国の威信を懸け、マンC前監督の招聘が急浮上!

ミランとの交渉は暗礁に乗り上げる

 しかし、シルビオ・ベルルスコーニ会長が心不全で倒れ、心臓弁の手術を行うという急転直下の状況に陥ったことで、交渉は全く前に進んでいない。株式売却が不調に終わればイタリア人指揮官で戦うことは確実とされているため、ペジェグリーニ氏も宙に浮いた状態になっていた。

 同紙によると、ロシアはペジェグリーニ氏に対してワールドカップまでの2年契約を提示する構えを見せているという。同氏にとっては、予選を戦うことなく確実にワールドカップ出場監督に名を連ねる、またとないチャンスになる。

 果たして、自国開催の威信を懸けて戦うロシアのベンチには、ペジェグリーニ氏が座ることになるのだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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