美しきスペイン流の復活! 全エリア80%超のパス成功率と4倍のボール奪取数でゲームを支配

EURO初陣となったチェコ戦のデータを分析

 これまで欧州選手権(EURO)に10度の出場経験を持つスペインは、2008年、2012年と大会2連覇中。EUROの歴史上、連覇を果たしたチームはスペインのみで、過去12試合を9勝3分とEUROにおける連続無敗記録も持っている。EUROで最後に負けたのは、2004年大会グループリーグのポルトガル戦(0-1)まで遡らなければならない。

 そのスペインは、6月13日にチェコとの初戦を迎え1-0で勝利した。チェコとの過去4戦は3勝1分で、その間に許したゴールは2011年3月の対戦での1失点のみと、スペインにとっては相性の良いチームだった。

 2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)でのグループリーグ敗退という惨敗を受けて、今大会におけるスペインがどのようなサッカーを披露したのか見てみたい。

 この日のスペインは4-3-3、チェコは4-2-3-1のフォーメーションだった。

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【スペイン代表】

GK

13 ダビド・デ・ヘア

DF

18 ジョルディ・アルバ

15 セルヒオ・ラモス

3 ジェラール・ピケ

16 ファンフラン

MF

6 アンドレス・イニエスタ

5 セルヒオ・ブスケッツ

10 セスク・ファブレガス

FW

22 ノリート

7 アルバロ・モラタ

21 ダビド・シルバ

【チェコ代表】

GK

1 ペトル・チェフ

DF

2 パベル・カデジャーベク

6 トマシュ・シボク

5 ロマン・フブーニク

8 ダビド。リンベルスキー

MF

22 ウラジミール・ダリダ

13 ヤロスラフ・プラシル

4 テオドール・ゲブレ・セラシエ

10 トーマス・ロシツキー

19 ラディスラフ・クレイチ

FW

7 トーマス・ネチド

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