プレミア序盤戦「注目アタッカー3傑」 アーセナルで才能開花の“新たな象徴”も選出

魅惑の24歳レフティー、正確無比なキックと魔法のようなボールタッチでファン魅了

 2人目はリーズ・ユナイテッドのFWハフィーニャだ。この左利きの24歳がブレイクを遂げたのは加入1年目の昨シーズンで、プレミアリーグ30試合で6得点9アシストをマーク。マルセロ・ビエルサ監督の下で躍動した。今季は勝負の2年目となるシーズンだが、ハフィーニャはさらなる進歩を遂げているといっていい。ここまで10試合出場で5得点を記録している。

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 右サイドを起点にプレーするハフィーニャの最大の持ち味はその左足から繰り出される正確無比なキックと魔法のようなボールタッチ。随所でテクニックを散りばめたプレーを披露してスタジアムを沸かせている。

 プレミアリーグ第10節ノリッジ戦(2-1)で奪ったゴールはハフィーニャの持ち味が詰まった一撃と言ってもいいだろう。味方からのパスを柔らかいトラップで足元に収めると、そのまま右サイドから得意のドリブルでペナルティーエリア内に侵入。細かなステップにキックフェイントも交えながら“ヌルヌルドリブル”でDFを翻弄し、最後は左足でDFの股の間を抜くシュートを決めた。

 その活躍からすでにリバプールが来夏の獲得を狙っているとも噂され、移籍は時間の問題との声も聞かれるほど。ちなみにハフィーニャの代理人はバルセロナやチェルシーなどで活躍した元ポルトガル代表MFのデコ氏で、「ハフィーニャはプレミアリーグで重要な選手になった。クラブも彼が成長したことを理解している。当然これから何かが起こるだろう」と近い将来のステップアップの可能性をほのめかしている。

 ハフィーニャは10月のワールドカップ南米予選のベネズエラ戦(3-1/10月8日)で待望のブラジル代表デビューも飾った。そこで2アシストと早速インパクトを残すと、3試合目の出場となったウルグアイ戦(4-1/同15日)では2ゴールをゲット。国際舞台でも輝きを放ち始めた。

 魅惑の攻撃サッカーを展開するリーズを足がかりにさらなる飛躍が期待されるタレントだ。

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