1位通過にデシャン監督も「最初の目標を達成」 EURO開催国が歩む理想的な日程

ラウンド16と準々決勝は1週間の準備期間

「私は選手たちと一緒の時間を過ごしてきている。今日、EUROのピッチに初めて立った選手たちにはフレッシュさがあったが、この試合前に(ブレーズ・)マテュイディやパイェには疲労感が見られた。私にとっては難しい選択であるね。しかし、この大会での第2の戦いとも言えるトーナメントの初戦は26日であり、時間が与えられる。この長い1週間は、我々に良い準備をする時間を与えてくれるんだ」

 開幕戦に登場する開催国の特権は、仮に決勝まで進むことを想定すれば、最も長い日数をかけて大会を戦えることだ。対戦相手はC組からE組までの3位通過チームのいずれかになるが、仮にE組の3位と対戦することになれば相手は中3日になる。続く準々決勝までも1週間の時間があり、余裕を持った日程で戦うことができる。

 開催国の利点を最も生かせる1位通過を決めたデシャン監督は、2000年大会で選手として栄冠を勝ち取っている。監督としても頂点に立つために、まずは第一関門を突破したと言えそうだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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