「学ぶことが多かった」 元日本代表MF細貝萌が「凄い」と思った世界的名手は?
【インタビュー#2】4か国計10チームに在籍してきた細貝が「凄い」と思った選手を回想
今年9月にJ2ザスパクサツ群馬に加入した元日本代表MF細貝萌は、これまでプロ17年間で4か国計10チームに在籍してきた。ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントなど、強豪に在籍する数多くのスーパースターたちと対戦してきた中で、日本人選手トップレベルのボール奪取力を誇るボランチが「凄いと思った」選手とは――。(取材・文=Football ZONE web編集部・小田智史/全4回の2回目)
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細貝は2010年12月に浦和レッズからドイツのアウクスブルク(当時2部)へ移籍以降、レバークーゼン、ヘルタ・ベルリン、ブルサスポル(トルコ)、シュツットガルトとヨーロッパでプレー。その後、17年3月に柏レイソルへ加入して2シーズンプレーしたのち、タイのブリーラム・ユナイテッドとバンコク・ユナイテッドで主力として活躍した。
ドイツ1部では通算102試合に出場(3得点)しており、MF香川真司(現PAOK)も在籍したドルトムント、2012-13シーズンからリーグ9連覇を成し遂げるバイエルンいう強豪との一戦にそれぞれ5回出場した経験を持つ。
バイエルン戦ではポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、ドイツ代表MFトニ・クロース(現レアル・マドリード)、元フランス代表MFフランク・リベリー(現サレルニターナ)、ドイツ代表元オランダ代表MFアリエン・ロッベン、ドルトムント戦ではガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(現マンチェスター・シティ)、元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(現PSV)ら、対戦してきた選手たちはそうそうたる顔ぶれだ。
そのなかで、細貝が「凄い」と肌で感じた選手は誰なのか。「それを言うと、たくさんいます。1人に絞るのは難しいですね(苦笑)」と断りつつも、ドイツ代表で通算121試合に出場した万能MFの名前を挙げた。