サポーターとの共闘を約束「クラブがレベルアップするための力を貸していただきたい」

　35歳で地元の群馬に“凱旋”した細貝が思い描く、ザスパクサツ群馬の“未来予想図”とは――。

「僕が群馬に行ったことで、ザスパを気にして見てみようかなと思ってくれる方は少なからずいると思います。僕的にもチームを応援してほしいという気持ちは強くて、その中の1人として細貝萌という選手もいるよ、と。ザスパのサポーターの割合で言うと、群馬県出身の人が多いはず。群馬県をサッカーで力強く引っ張っていきたいとみんなが思っているし、サポーターの方々にもクラブがレベルアップしていくための力を貸していただきたい。クラブを応援してもらって、スタジアムに足を運んでくれる方がさらに増えれば、自然と選手たちのモチベーションも上がって力になる。ぜひザスパのことを知ってほしいし、応援してください！」

　プロサッカー選手としての土台を作ってくれた群馬県への恩返しに向けて、細貝は虎視眈々と牙を研いでいる。

［プロフィール］
細貝萌（ほそがい・はじめ）／1986年6月10日生まれ、群馬県出身。前橋育英高―浦和―アウクスブルク―レバークーゼン―ヘルタ・ベルリン（ともにドイツ）―ブルサスポル（トルコ）―シュツットガルト（ドイツ）―柏―ブリーラム・ユナイテッド―バンコク・ユナイテッド（ともにタイ）―群馬。卓越した危機察知能力、ボール奪取能力を誇る熟練ボランチ。高校時代以来となる地元・群馬に戻り、クラブのステップアップに全力を注ぐ。
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