中国国内の企業間で売却? インテルに新オーナーの可能性が浮上、売却額は1300億円か
「蘇寧グループ」から「LDスポーツ」への売却交渉が進行か
イタリア・セリエAの強豪インテルは、中国から中国への売却交渉が進展する様相を呈しているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
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インテルは中国の家電大手「蘇寧グループ」が現在は実質的なオーナー企業になっているが、新型コロナウイルスの影響で売り上げ不振に陥ったことで財政面が一気に悪化。本国では江蘇FC(旧名、江蘇蘇寧)も解散するほどで、インテルについても米ファンドからの融資を受けてなんとか運営を続けている状況にあるとされる。
そのなかで、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンでユニフォームの胸スポンサーもしている、中国の「LDスポーツ」への売却交渉が進んでいるという。インテルでは、同じミラノに本拠地を置くACミランと共同で新スタジアム構想も進んでいることから、その資産価値も評価に含まれているようだ。
その結果、現在では中国からの情報として、評価額10億ユーロ(約1300億円)クラスの売却交渉になっていると報じられている。チャイナ・マネーを契機に、昨季はアントニオ・コンテ監督の采配や戦術もあり、11年ぶりのセリエA優勝を果たしたが、今季は主力も放出を余儀なくされコンテ監督も退任して厳しい状況にある。新たな中国企業がオーナーとして新たにやってくることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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