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本田圭佑、日本の”公園ルール”に異議 海外との差に「これって納得いかない」
公式YouTube内で日本の公園利用ルールに言及、海外と比較しながら議論
元日本代表MF本田圭佑が自身の公式YouTubeを更新し、日本と海外における公園の利用方法の差に言及。公園の利用ルールに対する海外の声に耳を傾けながら、持論を展開している。
本田は今夏、自身9カ国目となるリトアニアのスドゥバへ移籍。デビュー戦でゴールを決めるなど存在感を放つなか公式YouTubeを更新し、最新回では「海外の人に子供の公園の利用方法について聞いたら納得すぎた」と題された内容を公開した。
自身の公式ツイッターで本田は「子供らが公園で遊んでたら、うるさいって苦情がくるらしい。さらにボールの使用が禁止の公園が多いらしい。どう考えたって苦情をいう大人は頭がおかしいよ。あなたも迷惑ばっかかけてた、やかましい子供やったでしょう? 公園でボール使ったらあかんとかマジでヤバいルールやからね」と投稿。このツイートが反響を呼び、YouTube内で改めてこのテーマを議論するに至ったようだ。
約12分にまとめられた動画では、海外の声も紹介。子供の騒音に対する苦情問題、ボール遊びが禁止されている現状への意見をぶつけると、「公園だもの、うるさくて当たり前よ。楽しく遊んでいるとうるさくなるかもしれないけれど、公園の近くに住むってことはそれを理解しないとね」(女性)、「公園で遊ぶことは子供にとって大切なこと」(男性)、「公園は子供が遊ぶためにあるのよ。だってアパートでボール遊びできないでしょう? アパートで遊んでいたら、それこそ近隣に迷惑がかかる。子供なんだもの、うるさいわよ。そうやって成長するし、肺も成長していくのよ。だから子供に遊んでもらって叫ばせてください」(女性)、「子供たちを大声で遊ばせることを理解すべき。他の子どもと遊ぶことで社会性を身につけていくんだから、今のうちに友達と遊んで社交的になるのは大切なこと」(女性)といったコメントが寄せられた。
これを聞いた本田は、「学校でいろいろなことを学べるけれどそれだけじゃ足りないんだ。家族にとっても子供が自由に遊べる場所がたくさんあった方が良い。彼らは正しいよ」と英語で見解を述べた上で、日本の公園におけるネガティブな意見についても持論を語った。
「実際になぜ子供が公園で遊ぶのが嫌なのか聞いたことがあるんだ。もちろん、うるさいから、もしくは危険だから。だから子供にボールを使わせたくないんだってさ。ボールを蹴ったり投げたり…よくわかんないけども。問題は『公園側が』ボールで遊ばせることを禁じていることなんだ。オフィシャルに! それが問題だよね。もしも、遊んでいて子供が危ない場合は、子供たちに『君たち、気をつけなさい! 遊んでいいけれどもこんなことしちゃだめだよ!』と注意してあげればいい。
ボールを遊ぶこと自体を禁止しているんだ。これって納得いかないよね。たしかに遊んでいたらリスクはある。でも『遊び』なんだよ? サッカーだってリスクがある。気にしないでくれるなら、今俺がサッカーして怪我して、膝の治療が必要になるかもしれない。昔そんなこともあったし、だから危険って…ねぇ? 危険の意味って何だろう。そりゃもう外で遊ぶのは危険だよね。子供は『何が危険か』『危険って何か』『ここまではセーフか』ってわかるんじゃないかな。それが僕の意見さ」