浦和、G大阪と1-1ドロー 江坂PK弾で後半AT先制も…直後の岩波ハンドでPK献上

浦和レッズはガンバ大阪をホームに迎えるもドロー決着【写真:Getty Images】
浦和レッズはガンバ大阪をホームに迎えるもドロー決着【写真:Getty Images】

試合終了間際に2つのPKが立て続けにゴール、1-1の引き分けに

浦和レッズは16日にリーグ第32節のホームゲームでガンバ大阪と対戦し、試合終了間際に2つのPKが立て続けにゴールとなり1-1の引き分けに終わった。

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 浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、前線にMF江坂任とFW明本考浩のコンビをチョイスし、FWキャスパー・ユンカーは試合の登録メンバーから外れた。一方のG大阪もFWパトリックがベンチスタートになった。

 試合は立ち上がりから浦和が圧倒する試合展開になった。特に左サイドから何度となく敵陣を突破する全身を見せた浦和は、スタメン起用されたDF山中亮輔が質の高いクロスを何本も供給してゴール前に迫った。

 しかし、浦和はゴール前でのシュートがことごとく枠に飛ばず、先制点を奪えない時間が流れた。その中で同35分には明本が負傷交代を余儀なくされ、MF小泉佳穂が江坂と並んで前線に入ったが、このまま0-0で前半を終えた。

 後半開始からG大阪はパトリックを投入し、FW宇佐美貴史と並べての個の能力の高さに期待するようなシステムになった。試合展開は前半と変わらずに浦和が攻め込む回数を増やし、後半10分にはMF平野佑一がドリブルで切り込んでペナルティー内でフリーになって左足シュートを放ったが枠外。同15分にはMF関根貴大からのパスを受けたMF汰木康也が受け、GK東口順昭と1対1になりながらもセーブされるなど、決定力を欠いた。

 終始ゲームを支配した浦和だったが、時間の経過とともにサイドの突破に手数を掛け過ぎてなかなかゴール前には入り込めなくなった。そうした中で迎えた同40分すぎ、江坂のシュートをDF菅沼駿哉がスライディングでブロックした際のプレーでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言により映像確認が行われた。清水勇人レフェリーも時間をかけてチェックを行い、ハンドの反則でPKの判定になった。

 浦和はアディショナルタイムに入って行われたこのPKを江坂がゴール左に蹴り込んだ。しかし、キックオフ直後にG大阪がゴール前にボールを運んだプレーでDF岩波拓也にハンド。今度はG大阪にPKが与えられ、パトリックがゴール左に蹴り込んでの同点に。このまま1-1で試合は引き分け、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得られる3位以内に向け、浦和は痛い勝ち点を落とした。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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