「俺ら生き残ったぞ!」 森保監督、豪州戦後の円陣で発した熱き言葉「絶対行くぞW杯」
JFA公式YouTubeチャンネルが豪州戦の「裏側」をレポート
日本代表は12日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節のオーストラリア戦で2-1と勝利した。本大会出場も危ぶまれるなかで、チームを立て直すきっかけとなる白星となったなか、JFA(日本サッカー協会)公式YouTubeチャンネルがオーストラリア戦の舞台裏を公開している。
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森保ジャパンは最終予選3試合で1勝2敗。首位に勝ち点6差をつけられて序盤で崖っぷちに立たされ、チームを率いる森保一監督の去就にも大きな関心が寄せられるなかで、オーストラリア戦が行われた。
森保監督はこれまでのメインシステムである4-2-3-1から、ボランチ3人を同時起用した4-1-4-1への変更を決断する。これが見事に当たり、前半8分、MF南野拓実のクロスからMF田中碧の代表初ゴールで日本が先制。後半25分にFKを献上し、そのフリーキックを決められて同点に追い付かれたが、終了間際に相手のオウンゴールから日本が勝ち越し、2-1で勝利を収めた。
森保監督が試合前に君が代が流れた時、涙目となっていた姿が中継でも映し出され、注目されたが、JFA公式YouTubeの「Team Cam」企画内では、勝利後にピッチ上で監督、選手、スタッフが円陣を組んだ際、指揮官がかけていた言葉を伝えている。
「俺ら生き残ったぞ、生き残ったぞ! 絶対行くぞワールドカップ。みんなの気持ちが一つになって、今日この結果が生まれたので、これを続けてやっていこう」
森保監督は直後の記者会見で、「ワールドカップへの道がつながる素晴らしい勝利となりましたが、まだまだ厳しい道は続きます」と語っていたが、気を引き締めつつもオーストラリア戦の勝利の意味をかみ締めていた。