「日本になくてはならない存在」と絶賛の選手は? 豪州戦出場15人を金田喜稔が採点

オーストラリア戦に出場した選手たちの評価に注目【写真:高橋 学】
オーストラリア戦に出場した選手たちの評価に注目【写真:高橋 学】

オーストラリアに2-1勝利、伊東は「いるだけで相手にとって脅威になる」

 日本代表は、12日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節オーストラリア代表戦で2-1と勝利した。従来の4-2-3-1から4-3-3へシステムを変更し、MF田中碧(デュッセルドルフ)やMF守田英正(サンタ・クララ)らを抜擢。田中が期待に応える代表初ゴールをマークしたなか、最終的に相手のオウンゴールで勝ち越した。

 前節サウジアラビア戦(0-1)から大胆采配で勝利を手にした日本の戦いを識者はどのように見たのか。「天才ドリブラー」として1970年代から80年代にかけて活躍し、解説者として長年にわたって日本代表を追い続ける金田喜稔氏が、この試合に出場した15選手を5段階(5つ星が最高、1つ星が最低)で採点した。

  ◇   ◇   ◇

<FW>
■大迫勇也(ヴィッセル神戸/→後半16分OUT)=★★★
 第2節の中国戦で1ゴールを決めたとはいえ、存在感抜群だった以前に比べると最近のパフォーマンスは見劣りしてしまう。もちろんポストプレーや周りを生かすことも大事だが、大迫に期待される最大の仕事はゴール。体の状態も影響したと思うが、それを差し引いても物足りないという印象は拭えない。

■伊東純也(ヘンク)=★★★★★
 もはや日本の右サイドにはなくてはならない存在。堂安律が戻っても、伊東を脅かすほどではないかもしれない。欲を言えば、最後のところの精度。攻守においてスピードで相手にプレッシャーをかけ、活動力も多かった。伊東がいるだけで相手にとって脅威になるし、チームの右サイドに安心感を与えている。

■南野拓実(リバプール/→後半33分OUT)=★★★★
 田中のゴールにつながるクロスを評価したい。その一方で、強引にでもシュートまで持ち込む姿をもっと見たかったというのが本音だ。もちろん周りとの関係もあるが、コンディションさえよければ、どこで起用されても中に入ってプレーできる選手なので、どうしても期待値が高くなってしまう。

金田喜稔

1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

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