「これがワールドクラス」 イニエスタ、足裏ターン→華麗パスのコンボ技が反響拡大

川崎フロンターレ戦にスタメン出場したMFイニエスタ【写真:小林 靖】
川崎フロンターレ戦にスタメン出場したMFイニエスタ【写真:小林 靖】

スタメン出場した川崎戦の後半に華麗なターンからカウンター発動

ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、9月29日に行われたJ1リーグ第28節・川崎フロンターレ戦(1-3)で8試合連続スタメン出場。試合は悔しい逆転負けを喫したなかで、Jリーグ公式ツイッターでは「ワールドクラスのターン」にスポットライトが当てられている。

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 4連勝中の川崎と2連勝中の神戸による一戦、先制点が生まれたのは前半13分だった。中盤でボールを持ったイニエスタが前線へ浮き球のパスを供給すると、これをFW大迫勇也が収めてFW武藤嘉紀へラストパスを通し、武藤が2試合連続となるゴールを決めた。

 後半になると神戸は川崎に立て続けにチャンスを作られ、MF家長昭博のPK失敗に助けられたシーンがあったものの、同11分に再び訪れたPKのピンチを今度はFWレアンドロ・ダミアンに決められ同点に追いつかれる。さらに同27分にオウンゴールで勝ち越しを許すと、同40分には家長に決められ1-3で敗れた。

 暫定3位浮上を狙った一戦で悔しい敗戦となったなか、イニエスタは美技を披露。後半2分、自陣右サイドでボールを奪った神戸がパスをつなぐと、中央からサイドのイニエスタにつながる。タッチライン側へ背中を向けていた司令塔に対し、川崎のMF橘田健人が右後方から猛然とプレッシャーをかけるが、イニエスタは左足裏で引きながら華麗にターン。ボールを止めることなく左斜め前方の大迫に正確なグラウンダーパスを通し、カウンターにつなげた。

 この場面の動画をJリーグ公式ツイッターは、「これが、ワールドクラスのターン」とフォーカス。会場もどよめいた、イニエスタらしいプレーだった。

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