ネイマール、「太った」指摘への“反論投稿”が反響拡大 「批判する人々を挑発」

ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)【写真:AP】
ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)【写真:AP】

ユニフォームのサイズのせいにしたほか、練習中に上着を脱いだ写真で肉体をアピール

 ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)は、SNS上でフィットネスを疑問視する声が殺到しており、自身の公式インスタグラム上で反論のメッセージを綴って話題を呼んだ。海外メディアも「批判する人々を挑発」と報じている。

 ネイマールは、今夏に母国で行われたコパ・アメリカ(南米選手権)に出場後、母国や海外でオフを満喫。イビサ島(スペイン)で過ごしているワンシーンではお腹がぽっこりと膨らんでいる姿が捉えられ、アスリートの体型とはほど遠いものに変貌している状態が話題となった。

 コンディションへの不安が払拭されないまま新シーズンに突入すると、今季リーグ戦初出場となった現地時間8月29日のリーグ・アン第4節スタッド・ランス戦(2-0)では案の定、低調なパフォーマンスに。後半21分、この試合がPSGデビュー戦となったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと交代していた。

 2日に行われたチリとのカタール・ワールドカップ南米予選第9節ではフル出場し勝利に貢献したものの、スペイン紙「AS」によると、SNS上では不調を批判するコメントが殺到したという。ファンから届いた声の主なものとして、ネイマールの体重超過を指摘するものがあったとされたなか、これに本人が公式インスタグラム上で反論のメッセージを綴った。

 ネイマールは、ストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)内にチリ戦でのプレーショットを添えるとともに、「シャツのサイズはG(ヨーロッパサイズではL)だった。体重は元通りになっている。次の試合ではMを注文するよ」とのメッセージを投稿。太ったように見えたのは、ユニフォームのサイズのせいだったと主張した。

 通常の投稿では、“よく見ろ!”とばかりに、ブラジル代表活動での練習中に上着を脱いだ写真をアップし。引き締まった肉体を誇示した。アルゼンチン紙「Ole」は、「俺は太っているか? ネイマールはこれらの写真で太り過ぎと批判する人々を挑発した」と伝えている。

 もっとも、ネイマールが周囲の雑音を完全にかき消すには、ピッチ上で結果を残し続けるしかないだろう。

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