「苦戦するのは当たり前」 元日本代表MF松井大輔、W杯最終予選の“難しさ”に言及
森保ジャパンはホームでのW杯アジア最終予選でまさかの黒星スタート
森保一監督率いる日本代表は、2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦でオマーンに0-1と屈し、まさかの黒星スタートとなった。元日本代表MF松井大輔(サイゴンFC)は自身のインスタグラムで、「これが最終予選」「苦戦するのは当たり前」と見解を述べている。
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“10番”のMF南野拓実(リバプール)がスタメンから外れた日本は、攻撃陣にMF伊東純也(ヘンク)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)を並べたが、オマーンの素早いプレスで攻撃のスイッチが入らない時間帯が続いた。
森保監督は後半開始から原口に代えて、セルティック移籍後に公式戦9戦7ゴールと好調なFW古橋亨梧を投入。その後、サイドから入ってきたクロスに対し、DF長友佑都(無所属)がクリアを試みたプレーがハンドと判定されてPKの笛が吹かれたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言で映像確認が行われ、PKのジャッジは取り消しとなった。
徐々にオマーンのショートカウンターが頻発し、日本は流れの悪い時間帯へ。後半18分にMF堂安律(PSV)、同25分にはMF久保建英(マジョルカ)を送り込んだが、最後まで決定機と言えるほどの場面を作り出せないまま攻撃は停滞した。逆に同43分、日本は左サイドからのアーリークロスを入れられるとニアサイドに飛び込んだFWイサム・アブダラ・アルサビにボレーで流し込まれ、土壇場の失点で0-1の敗戦を喫した。
ベスト16の成績を残した2010年の南アフリカW杯に出場した元日本代表MF松井は、当時3次予選でオマーンと対戦(1-1)し、最終予選の難しさも経験している。黒星スタートの結果を受け、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で「これが最終予選だよね。苦戦するのは当たり前。初戦で良かったとは思う」と綴った。
7日の中国戦の結果次第では、最終予選序盤にして本大会進出へ黄信号が灯るピンチに追い込まれるだけに、次戦は必勝態勢で挑まなければならないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)