フランクフルトは14日の開幕戦でドルトムントと対戦、鎌田を“キーマン”に指名

　ブンデスリーガの2021-22シーズンが、いよいよ現地時間13日からスタートする。今季も日本人選手の活躍に注目が集まるなか、元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属する昨季5位のフランクフルトは、14日に敵地で昨季3位のドルトムントと対戦。いきなりの強豪対決となるなか、ブンデスリーガ公式インスタグラムはドルトムントの“怪物”ストライカーであるノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドと鎌田を、開幕戦の注目選手として紹介。昨季のゴール動画を公開し、決戦ムードを高めている。

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　鎌田は2017年にフランクフルトに加入。18-19シーズンに期限付き移籍したベルギー1部シント＝トロイデンで得点力に磨きをかけると、翌シーズンからフランクフルトに戻りコンスタントにプレーし続けた。そして昨季は「15スコアポイント（得点＋アシスト）」を目指してプレーし、5得点13アシストと目標を超える結果を残し、チームの5位フィニッシュにも大きく貢献している。

　迎える新シーズン、フランクフルトはアディ・ヒュッター監督（→ボルシアMG監督）からオリバー・グラスナー監督に交代。新指揮官の下での活躍も期待されるなか、ブンデスリーガ公式インスタグラムは、ドルトムントとの開幕戦に向けた“キーマン”に鎌田を指名した。ドルトムントからは昨季28試合27得点をマークしている“怪物”ハーランドが登場。まさにチームの“顔”として、鎌田がセレクトされている。

　お互いに3つのゴール動画を紹介。豪快ボレーや爆発的なスピードで得点を奪うハーランドに対し、鎌田は周囲とのコンビネーションや相手の背後を取る巧みな動き出しからネットを揺らしている。新シーズンの幕開けを告げる一戦で、どんなプレーを見せてくれるのか。新生フランクフルトのキーマンの1人として、鎌田はドイツでも注目を集めているようだ。