森保監督、“メダル逸”に悔しさも選手称える 「努力は1ミリたりとも疑うところはない」

U-24日本代表を率いる森保監督【写真:AP】
U-24日本代表を率いる森保監督【写真:AP】

メキシコに1-3で敗れて4位「選手の頑張りを結果に結びつけてあげられなかった」

 森保一監督の率いるU-24日本代表は、6日に東京五輪の3位決定戦でU-24メキシコ代表と対戦した。53年ぶりのメダル獲得に期待のかかった日本だったが、前半13分にPKで先制点を許すと、同22分にも失点。後半も先にゴールを割られると、途中出場のMF三笘薫が1点を返したが1-3で敗れ、2012年のロンドン五輪に続き、4位で大会を終えた。

 開催国としてメダル獲得が期待された日本だったが、53年前に元日本代表FW釜本邦茂の2ゴールで勝利していたメキシコに、1968年メキシコ五輪の借りを返されることとなった。試合後、森保監督は「選手たちは、この五輪に向けて育成年代からずっと頑張ってきてくれた。この五輪の直近のところでも、毎日、良い準備をしてくれて、個の良さを出しながらチームで戦っていくこと、チームでやろうとすることをみんなが頑張ってくれていた」と語り、「監督として選手たちの頑張りを結果に結びつけてあげられなかったことが残念です」と、肩を落とした。

 そして試合後、選手たち1人ひとりに声をかけていた内容について問われると、「よく頑張ってくれたということです」と言い、「選手たちの試合に向けての努力、五輪に向けての努力は1ミリたりとも疑うところはないくらい、頑張ってきてくれた。本当によくやってくれた。ただ、まだまだ今日勝てなかったということは成長しないといけないということ。この悔しさを糧に、彼らには成長をしてほしいと思う」と、この悔しさを今後のキャリアにつなげてほしいという思いを語った。

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