米女子代表ラピノー、五輪開会式パレードを独自再現 ユニーク動画が反響「キュート」

米女子代表MFミーガン・ラピノー【写真:Getty Images】
米女子代表MFミーガン・ラピノー【写真:Getty Images】

DFアビー・ダールケンパーとともに、"独自"の開会式を開催

 東京五輪女子サッカーで優勝候補のアメリカ女子代表は、24日のグループリーグ第2戦・ニュージーランド女子代表戦を6-1で制し、今大会初勝利を飾った。この一戦を控えていたため、チームは前日の大会開会式に不参加となったなか、MFミーガン・ラピノーが開催した”独自”の開会式が反響を呼んでいる。

 FIFAランク1位のアメリカは、今大会グループリーグ初戦のスウェーデン女子代表戦で0-3と敗れ、まさかの黒星スタート。波乱の幕開けは衝撃を与えたが、第2戦のニュージーランド戦ではそのうっ憤を晴らすかのようなゴールラッシュを見せる。FIFAランク22位の相手から前半で2点のリードを奪うと、後半にはエースFWアレックス・モーガンらが加点し、大量6得点で大勝した。

 代表チームにおいて中心的な役割を担ってきたラピノーは、ニュージーランド戦に先発し勝利に貢献。ラピノーと言えば、派手な風貌と歯に衣きぬ着せぬ言動で世界中からピッチ外にもたびたび熱視線が注がれてきた。そんななか、チームの公式SNSでアップされた1つの動画が話題になっている。

 アメリカ女子代表の公式ツイッターで公開されたのは、ラピノーとDFアビー・ダールケンパーの2人が滞在先のホテルで行進する様子が収められた映像だ。チームは25日のニュージーランド戦を控えていたため、前日に行われた開会式を欠席。少しでもその雰囲気を味わおうと、ユニークな行動に出たようだ。

 2人はチームUSAの衣装を着用。ラピノーは婚約者で、旗手を務めたバスケットボール女子代表のスー・バードの振りをするような仕草も見せている。その場ではバックミュージックが流され、赤と青の光を点灯させるなど、ダールケンパーとともに開会式のパレードを独自に再現してみせた。

 この動画に対し、米メディア「INSIDER」は「東京五輪の開会式を欠席したミーガン・ラピノーとUSWNT(アメリカ女子代表)が独自の開会式を行った」と見出しを打ち注目。また、ツイッターの投稿に対して、国内外のファンから「すばらしい」「キュート」「ファンタスティック」「ラピノーかっこよすぎる」などの声が寄せられ、アメリカでプレーするFW永里優季(レーシング・ルイビル)も「開会式に参加できなくても滞在先のホテルで楽しんじゃうお茶目なところ好き」と反応するなど、多くの反響を呼んでいた。

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