弱り目にたたり目のランパード 米MLS史上最大点差タイの屈辱的大敗で大ブーイング

今季初出場で最悪の結果

 ニューヨーク・シティFC(NYCFC)の元イングランド代表MFフランク・ランパードは21日、ニューヨーク・レッドブルズに0-7という歴史的大敗を喫し、本拠地ヤンキースタジアムのサポーターから大ブーイングを受けた。昨季に補強の目玉として加入した37歳は、負傷の影響でこれが今季初出場。MLSでもトップ10に入る高給取りながら、チームへの貢献度が低いスターにファンもお怒りのようだ。英国営放送「BBC」など、複数メディアが報じてる。

 ランパードは0-5と、大量ビハインドの後半30分にイタリア代表MFアンドレア・ピルロとの交代でピッチに立った。しかし、チームのふがいない出来やこれが今季初出場でチームへの貢献度が低いランパードへの不満が爆発したのか、サポーターからは交代直後から容赦のないブーイングが浴びせられた。チェルシーの歴代最多得点記録を保持するレジェンドは英メディアから「MLS史上最悪の補強」と酷評されるなど、アメリカで苦悩の日々が続いている。

 NYCFCは、ランパード出場後も失点を重ね、最終的には0-7の屈辱的な大敗を喫した。7点差での敗北は、1998年にロサンゼルス・ギャラクシーがダラス・バーンを8-1で下した試合と、2001年にシカゴ・ファイアーがカンザス・シティ・ウィザーズを7-0で撃破した試合に並ぶMLS最大得点差となった。

 

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