”チャイナ・ミラン”誕生も秒読みに？

　中国企業によるクラブ買収計画と言えば、最近大きく報道されたのがセリエAの名門ACミランだった。アリババ社の馬雲（ジャック・マー）会長率いる中国企業に対し、親会社フィニンベスト社の株式70％を7億4000万ユーロ（約920億円）で売却する独占交渉権を与えることを発表。独断専行でお馴染みの名物会長シルビオ・ベルルスコーニ会長のクラブ買収30周年の節目に、“チャイナ・ミラン”誕生が秒読みと見られている。

　ミランの衝撃的な中国身売り話に続き、創設100年を超えるイングランドの名門クラブも”爆買い”の対象に――。これまではコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス（広州恒大）、ブラジル代表MFラミレス（江蘇蘇寧）ら中国リーグの各クラブが選手を買い漁っていたが、いよいよ欧州クラブごとお買い上げする動きも止まらないのかもしれない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images