「チームメイトを失望させた」 パラグアイ代表MFの決定機逸に海外注目

パラグアイ代表MFアレハンドロ・ロメロ【写真:Getty Images】
パラグアイ代表MFアレハンドロ・ロメロ【写真:Getty Images】

パラグアイはボリビア相手に3-1と逆転勝利、アレハンドロ・ロメロの決定機逸が話題に

 パラグアイ代表は現地時間14日、コパ・アメリカ(南米選手権)のグループA第1節でボリビア代表と対戦し、3-1と逆転勝利を収めた。白星スタートを飾ったものの、前半に起きたMFアレハンドロ・ロメロのシュートミスに海外メディアが注目している。

 パラグアイは試合開始早々に先制を許す。前半10分、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、ボリビアにPKが与えられ、相手MFエルウィン・サーヘドラに冷静に決められ、リードを奪われる。しかし、同ATに相手FWジャウメ・クエジャルが退場すると、後半からパラグアイが反撃を開始した。

 同17分、アレハンドロ・ロメロがペナルティーエリア手前から左足で豪快にダイレクトシュートをネットに突き刺して同点に追いつく。さらに同20分には、ゴール前のこぼれ球をFWアンヘル・ロメロが押し込み、逆転に成功した。攻撃の手を緩めないパラグアイは同35分、カウンターから再びアンヘル・ロメロがダメ押しゴールを奪った。試合はそのまま終了し、パラグアイが逆転勝利を収めた。

 そんななか、前半43分に起きたアレハンドロ・ロメロの決定機を逸したシュートミスに海外メディアが注目している。左サイドを攻略し、DFサンティアゴ・アルサメンディアがクロスを上げる。FWガブリエル・アバロスが絶妙なスルーをし、相手DFとGKを騙すと、ボールはファーサイドでフリーで待っていたアレハンドロ・ロメロの元へ。最後は目の前のゴールに押し込むだけだったが、上手くボールにミートできず、シュートは無情にも枠外へ。

 このプレーについて、英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「パラグアイ・ウインガーのアレハンドロ・ロメロは、絶好のチャンスを無駄にし、コパ・アメリカのミス大賞に早くもエントリーした」と見出しを打ち、「アレハンドロ・ロメロは絶好のオープンゴールのチャンスを与えられたが、彼のシュートは大きく右に逸れ、チームメイトを失望させた」と取り上げている。

 他会場では、アルゼンチンとチリが1-1のドローで終わり、勝利したパラグアイが首位に立っている。1979年大会以来3度目の優勝を目指すパラグアイは次節、優勝候補のアルゼンチンと現地時間21日に対戦する。

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