インテル長友に厳しい評価 「左でも右でも不正確だった」

 

トゥット・スポルト紙は及第点に満たない5点の評価

 

 インテルDF長友佑都が21日のパレルモ戦(1-1ドロー)で先発フル出場を果たしたが、辛口な地元メディアは厳しい評価を下している。

 22日付の地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトは5・5点とドローのチームでは平均的な評価となったが、寸評はやや手厳しい。「(スイス人DF)モルガネッラと対峙し、一定の時間突破しようとしていたが、あまり叶わなかった。トライした夜だったが、味気なかった」と分析している。

 長友が放ったシュートは1本。パス成功率は51本中41本。インターセプトは4回と守備面ではある程度の仕事をしたことも伝えられている。

 MVPは前半42分にゴールを決めたMFコバチッチの7点だった。

 コリエレ・デロ・スポルト紙も5・5点と平均的な評価だが、寸評はより厳しさを増す。

「左でも右でも不正確だった。本当の意味の攻撃がなかった」

 試合開始直後は3-5-2システムの左ウイングバックだったが、後半20分に4バックの右サイドバックに移行。左でも右でも攻撃面で精度を欠いたという評価だ。

 一方、トゥット・スポルト紙は5点という不合格点。対面したスイス人DFに翻弄されたと辛辣に酷評されている。

 昨季まで左ウイングバックで抜群の安定感を示したダイナモだが、今季は開幕戦でベンチスタートになるなど、微妙な立場に立たされている。ドド、ジョナタンというポジションを争うライバルが台頭しているだけに、明確な結果を出したいところだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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