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主将、モーツァルト、ダイナモも… アーセナルの30代ベテラントリオが今季限りで退団 リーグ制覇にチーム刷新へ
ベンゲル監督「ドレッシングルームに影響を与える」
アーセナルに所属するチェコ代表MFトーマス・ロシツキと主将MFミケル・アルテタ、元フランス代表MFマテュー・フラミニが今季限りでクラブを離れることが分かった。クラブの公式インスタグラムが発表していた。
6月30日をもって契約満了となる3人は、以前から今季限りでチームを去ることが濃厚とされていた。
35歳のロシツキーは、2006年にドルトムントから加入。その芸術的なまでの攻撃センスとテクニックから天才音楽家の名前から“リトル・モーツァルト”の愛称を持つチェコ代表はチーム最古参の一人として、10シーズンに渡って活躍。負傷が多さが玉にキズで、今季はプレミアリーグの出場は0に終わっていたが、ドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイスは「アイドル」と敬愛していた。
14年にバルセロナに移籍したベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンの後を次いでキャプテンに就任した34歳のアルテタも、近年は負傷などによって出番は少なかった。今季はリーグ戦の出場が9試合に終わった。最終節の15日のアストンビラ戦では後半43分から途中出場。アーセナルでのラストゲームの後半ロスタイムにはオウンゴールを誘発する活躍を見せた。試合終了後には涙を流し、チームメートから慰められていた。アルテタはマンチェスター・シティとアーセナルからコーチとしてのオファーを受けていると地元メディアにレポートされている。
アーセン・ベンゲル監督はベテランたちがチームを離れることについて、「2人は並外れた選手で、ドレッシングルームに影響を与える」と別れを惜しんだ。
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