今季初先発の宮市が華麗に復活! 技ありボレーでのドイツ初得点を含む2ゴール1アシストの大爆発

移籍後初スタメンに応える活躍 カイザースラウテルン戦の5-2勝利に貢献

 ブンデスリーガ2部のザンクトパウリに所属する元日本代表FW宮市亮が、移籍後初となる先発起用に応え、ドイツでの初ゴールを含む2ゴール1アシストと大爆発した。

 今季最終節のカイザースラウテルン戦で先発出場した宮市は前半5分、後方からの浮き球パスを相手最終ライン裏に走り込みながら、左足でダイレクトで合わせるテクニカルなボレーシュートでネットを揺らし、ドイツでの初ゴールを記録した。さらに同22分には右サイドから宮市の上げたクロスをFWレナート・ティーが頭で押し込み追加点。宮市が前半だけで1得点1アシストを記録した。

 さらに日本が誇るスピードスターの勢いは止まらない。後半12分、エリア内右でパスを受けた宮市は、ワントラップ後に間髪入れずに右足を一閃。DFの股を抜く強烈なシュートが、ゴール左隅に突き刺さった。

 宮市は後半25分で途中交代。試合はザンクトパウリが5-2で大勝を収めた。

 昨夏にアーセナルからザンクトパウリに移籍した宮市は、昨年7月に左膝前十字靭帯断裂の重傷を負っていた。およそ8カ月間の離脱期間を経て、4月1日のウニオン・ベルリン戦で復帰。移籍後5試合目の出場となった今季の最終戦で、復活を印象づける見事な活躍を披露した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images 

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